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主なゴムの特徴とその用途
ここでは、ゴムの特徴とその用途について、種類別に紹介していきます。
週一度更新していきます。
 
天然ゴム ■ウレタンゴム(U)

1.特徴
ウレタンゴムは化学結合により、ポリエステルタイプとポリエーテルタイプに分けられます。

(1)ポリエーテルタイプ

■メリット
軟質から硬質まで幅広いゴム製品を作ることができます。
また、機械的性質、耐熱老化性、耐磨耗性、耐化学薬品性があります。
 
■デメリット
構造上、加水分解を起しませんが、耐熱水性に劣ります。
またポリエステル系に比べ、耐寒性やゴム弾性には優れていますが、機械的強度に劣ります。



(2)ポリエステルタイプ

■メリット
機械的強度が高く、広範囲の物性を持つ製品を作ることができます。
ポリエーテルタイプ同様、機械的性質、耐熱老化性、耐磨耗性、耐化学薬品性があります。

■デメリット
ポリエーテル系と比較して機械的強度は高く耐寒性が悪いといえます。
また、加水分解による劣化が懸念されるので、水周りでの使用には向きません。



※加水分解のメカニズム
ウレタン結合自身が加水分解するわけではなく、エステル系ウレタンゴム内にあるポリエステル部分のエステル結合が水と反応してアルコールと酸に分解されてしまうのです。
したがって、エーテル系の場合、構造上、加水分解を起しません。

※どちらも高温多湿になる場所での使用は向きません。

※食品衛生試験(厚生労働省告示85号)には適合しておりませんのでご注意下さい。
 

(3)成形方法
ウレタンゴムは成形方法によっても分類されています。

(a)注入成形
(b)混錬成型
(c)射出成型

の3つの方法が可能であり、特徴としては


(a)注入成形

低硬度から高硬度におけるゴムの摩耗抵抗等は優秀で、大型から小型まで製品製作が可能です。
金型は強度を必要としませんが、一方で成型時の温湿度管理が難しく、仕上加工に熟練技術が必要であり、成型反応時間が長いのがネックです。

(b)混錬成型

充填剤が使用でき、小物の単品モノのゴムに有利です。
ただ、大型製品には大型の機械設備が必要であり、原料の保管管理が難しいのが難点です。また高硬度が劣ります。

(c)射出成型

小物の量産に向き、複雑な形状でも製作可能ですが、金型代が必要なことと、大型製品と軟硬度のものはは製作困難です。



■用途

・工業用ロール
・ソリッドタイヤ
・ベルト
・高圧パッキン
・カブリング
・ダイパッド

などの大きな力が掛かるもの。


(4)基本性質

(1)原料比重 1.00 〜 1.30

(2)硬  度 50 〜 90 HS

(3)耐熱性(最高使用温度) 70 〜 80℃

(4)耐寒性(最低使用温度) -30 〜 -60℃

(5)引っ張り強さ 200 〜 450kg/cm3

(6)伸び率 200 〜 600%

(7)反発弾性 ◎

(8)耐摩耗性 ◎

(9)圧縮永久歪み △

(10)耐老化性 ○

(11)耐水性 △

(12)耐オゾン性 ◎

(13)接着性/金属 ○

(14)接着性/織物 ○
インプレンゴム
スチレンゴム
ブチルゴム
ブタジエンゴム
エチレン
プロピレンゴム
ニトリルゴム
クロロプレンゴム
ハイパロン
ウレタンゴム
シリコンゴム
フッ素ゴム
アクリルゴム
エピクロン
ヒドリンゴム
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
  
  
  
  
    
  
 
 
 
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